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  • 騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか

    川崎重工が面白すぎる。

    高速鉄道は新幹線のパクリ…日本が再び騒ぎ出した=中国報道(サーチナ)

    概要は、川崎重工が中国に技術提供をして、その技術で海外で商売されて、「おい、使っていいのは中国国内だけだろ」と抗議した、という話である。

    もうこういう輩にはなにを言っても無駄だと思う。

    守るわけないじゃん、そんな契約。ポスコと新日鉄となにがちがうのか。

    ボールを投げました。いつか地面に落ちます。なんで落ちた! と言ってることは大して変わらぬ。

    私のようにカワードな人間というのは、ボールは落ちる。従って投げない。というまこと保守的な思考に基づくが、ビズィネスチャンスなどという戯言に侵された人間というのは実に突飛な考え方をする。

    時代は宇宙なんです、宇宙空間なら、それでも宇宙空間ならば、と信じてボールを投げるわけだけれども、投げたボールが落ちたあとで地上は宇宙ではないという当然のことに気づく。

    宇宙に行かねば宇宙でボールは投げられない。これがわからぬ輩が多すぎる。

    提供する必要がどこにあったのか。

    ビジネスチャンスか。そうか。なら、それは失敗だったようだね。で終了する話であるのだが、愚かなものは嘲らねばなるまい。

    ひとに笑われるという感覚は必要なのだ。

    日本人は他人を気にすると言われるが、それは文化であって、美徳でもなければ、悪癖でもない。

    愚かなことをすればひとに嘲られ、それが嫌だと思うことは、それほど窮屈なことだろうか。

    失敗を笑うな、と言うが、失敗は笑われなければ失敗ではない。

    失敗を恐れるな。戯言である。

    失敗は怖い。だから、成功したいのである。

    楽しく失敗するなどどんな宗教だという話だ。

    失敗したらトラウマ抱えて、泣きながら次の策を考えるのが前向きな姿勢であり、お手軽な気持ちで失敗するのはNGである。

    そうだ、つまり、私は

    失敗は怖がれ、しかし、失敗しろ。そして立ち向かえ。

    と言っているわけである。

    ドSに見えることであろう。だが、これは自身に向けて言っていることである。つまり、ドMである。

    お手軽に得た痛みなどクソの役にもたたぬ。それはまさにマヂムリ、リスカシヨ……と同レベルだ。

    死ぬ気で行くな、殺す気で行け、ということだ。そして負けたら死なずに帰って来い。

    実に脳筋的思考である。

    いかん、怪しいマインド本みたいな発言になってきた。話を戻す。

    要は川崎重工はさすがにちょっと愚鈍で恥ずかしいと思うので笑います、という話だ。

    待て、契約を破った中国側を責めるのが原理原則主義の努めではないか、と思うことだろう。

    甘い。

    中国、韓国に道理が通じぬことなど、確定的に明らかなのである。

    これまでのトレンドを追って行けば、原理原則的にこの2国と協力関係などありえないことなどわかりきっているだろう。

    中国は中共さえいなければまだ可能性はあるが、韓国は現行の教育制度を受けた人間が消えるまでは無理な話である。

    そして、現状、中共は存続し、韓国政府も健在である。従って、この2国と協力関係などありえない(美しい証明)。

    だから、重力下で落ちないと信じてボールを投げた愚か者を笑うのである。

    突如、宇宙空間になると信じてとりあえず球を投げたアホウを笑うのである。

    宇宙空間にしたいのなら、せめてそれなりの働きかけをしたらどうか。

    それすらせずにただ餌になりに行ったのだとすれば、ビジネスチャンスが聞いて呆れる。

    我々はこの愚かな事象から学び、そして、愚かなことはひと様に笑われないために決してすまい、と思うべきなのである。

    では、ひと様に笑われずに挑戦するにはどうしたらよいか。

    そりゃ、こっそりやるしかないだろう。そして、あとでドヤ顔するんだよ!

    つまり、これはバレてしまったことが恥ずかしい話とも言える。

    バレてしまった川崎重工には同情するけれども、恥ずかしいんだからそりゃ笑うわ、というところで今日の結論とする。

    2013年10月22日 カテゴリー:俺の愚痴 思想的な愚痴 タグ:, ,